ICT施工 2020.07.14

さて今回も久しぶりの投稿になります。以前にドローン測量のお話をしたと思いますが、今回はその次の作業『ICT施工編』をご紹介したいと思います。

ドローン測量の結果を基に、ICT建機用の3次元設計データを作成し、USB等にて建機に搭載していよいよ施工です!

データの作成から施工までに、データのチェック・キャリブレーション・バケット刃先精度確認等することは諸々ありますが、今回はそれらの説明は割愛させていただきます。

ドローン測量同様に基地局を設置します。

基地局設置

ICT建機にはキャビン後方にGNSS受信機・アンテナが搭載されています。

マシーンコントロール仕様機

下の写真は床掘作業中の写真です。分かりにくいかもしれませんが、丁張がありません。

床掘状況

建機内のモニタ画面になります。この画面に現在の建機の位置やバケットの角度・位置・高さ等が表示されます。このモニタが丁張替わりになるので、丁張を掛ける手間が省けます。

床掘時モニタ画面

下の写真は法面整形時の写真です。これも丁張がありません。

法面整形状況

法面整形時のモニタ画面になります。バケットの側面が表示され、角度・設計基面までの高さ等が表示されます。

法面整形時モニタ画面

ICT建機における施工のメリットは第一に丁張レスということと、第二に熟練したオペレータでなくとも精度の高い施工が出来るということだと思います。まだまだ不勉強な所も多々ありますが、将来的に本格的に導入できるよう頑張ります!

株式会社佐々木組では熟練したオペレーターも、そうでないオペレーターも大募集しています。お気軽にホームページ内のお問い合わせか、お電話にてご連絡ください!

Copryright© 2019 Sasakigumi. All Rights Reserved.