ジスラインSの施工 2020.02.27

年度末が近づいてくるにつれ、私たちの仕事も日毎に忙しさを増してきます。そんな今年は4年に一度の閏年(うるうどし)で、2月が通常より1日長い29日まであり、年度末工期が多い私たちの業界では大変有難い年です。

忙しいのは私たち建設業だけでなく、様々な業種の業者さんも忙しいようです。実はある工事で区画線(外側線・中央線・横断歩道・停止線・交差点マークetcの路面標示のこと)の復旧工事を外注に依頼したところ、3月まで予定がパンパンで身動きが出来ないとのことでした。数社、問い合わせましたがどこも同じような返事で、このままでは工期に間に合わない!ヤバい!

ということで、自分でする事にしました。 んっ!?だったら最初から自分でやれよと?そう思われる方もたくさんいらっしゃると思いますが、実は区画線の作業は専門の安全施設工事業者さんにお願いする場合がほとんどなんです。下の写真のように車上プラントで作成した塗料を専門の施工機械にて塗布するやり方がポピュラーなのです。

というわけで、今回は専門の機械や機材がなくても施工が出来る積水樹脂さんの『ジスラインS』を使用して区画線を復旧したいと思います。この商品は1巻き5mのロール状になっています。

真っすぐに施工出来るようにと規定の長さを確保するために、あらかじめ路面に墨を打ちます。

次にプライマー(接着剤)を路面に塗布し、長さを調整して切断したジスラインSを墨に合せて配置し、バーナーであぶって加熱します。

取り扱い説明書にはみかんの皮の状態まで加熱するとあったので、みかんの皮ってどんなだっけ?と思いながらあぶりました。

今回は、このような交差点マークが9箇所程度だったのでジスラインSでも対応出来ましたが、距離の長い外側線や中央線だとちょと辛いです(-_-;)

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