調整池 2021.07.10

九州北部では来週あたりに梅雨明けになりそうですが、大気の状態が不安定なので、まだまだ油断なりません。

さて、今日は大雨の日に役に立つ『調整池』のことについて触れたいと思います。

『調整池』とは敷地の雨水を一度貯めておいて、ある一定の水位まで水が溜まれば放流管等を経由して排水する小さなダムのようなものです。

開発工事等で整備された敷地の排水の量は開発前に比べると多く、ダイレクトに道路側溝や河川に流すと側溝が溢れたり、河川の水が濁ったりします。これらを緩和する為に、一度『調整池』で貯水してから少しずつ排水するのです。

下に続く写真は、ある開発工事の現場で調整池を造っているところです。

掘削しています。

掘削中の状況です。

粗方、掘削が終わり管理道路を整備しているところです。

管理道路のコンクリート打設です。

管理道路できました。

法面をモルタル吹付して、調整池の完成です。

普段はあまり目につきませんが、開発の現場を見てみると様々な構造の調整池があるので、色々と見てみるのも面白いかも知れません。

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